国産アルペンスノーボードのメーカー!これからアルペン始める方におすすめ

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ゆきな

この記事では「国産アルペンスノーボード」について紹介します♪


あまり知られていませんが、アルペンスノーボードのメーカーは国内外にたくさんあります。

その中でも今回は、日本国内で生産されている「国産スノーボード」について紹介します!


日本国内のメーカーは、比較的これからアルペンスノーボードを始めようと検討している方向けにおすすめできるものが多いです。

アルペンスノーボードといえば、スラロームといったレーシング目的が一般的なので、メタルボードが多いためフレックスが固く、初心者には難しく感じるかもしれません。

ですので、カービングのみだったり、脚力に自信がない方は、グラスボードやウッドコアを選ぶと良いと思います!

ただ、本気でカービングを極めたい方は、メタルボードと呼ばれる固い板を選ぶのもありです。

目次

国産アルペンスノーボードのメーカーはどこがある?

OGASAKA

OGASAKA

フリースタイルのカービングで使用者も多い「OGASAKA SNOWBOARDS

一部では検定板とも呼ばれていますが、それはおいといて…


OGASKAのアルペンボードは、これからアルペンを始めようとしている方におすすめできます!

ラインナップとしては、AX、RX、LXと3種類があります。

ゆきな

それぞれ特徴があるよ!


AXはアルペンスノーボードのエントリーユーザー向けに設計されているので、ほかのモデルと比べると柔らかいです。

また、カービングを楽しみたい!という方向けにぴったりだと思ます。


ちなみに、RXとLXの両モデルは高速滑走を目的としたレーシングモデルで、とくにLXがやばい…

1度試乗したことがあるのですが、全然曲がりません。とにかく硬かったです…。

それもそのはず。このモデルの製作に携わった選手は、スノーボードのWorld Cupを転戦していた選手で、そのノウハウが蓄積されているようです。

つまり、世界で戦うことができるモデルとなっているので、上級者向けのモデルといえます。

ただ、RXはレーシングモデルですが、LXと比べると比較的乗りやすいので少しレベルアップした滑りがしたい方は候補に入れても良いかもです。


個人的にOGASAKAはフレックスは硬いイメージがありますね~

GRAY

gray

こちらもフリースタイルカービングで人気のメーカー「gray snowboards

フリースタイルボードなら、デスペラードが有名ですよね!


grayのアルペンボードもこれからアルペンを始めたい方におすすめです。

ラインナップとしては、FORCE、TYCOON、QUADRAなどがあります。

ゆきな

grayで初心者向けにおすすめするなら…


FORCEは、ウッドコアを採用しているので、他のラインナップよりフレックスが柔らかいです。

そのため、初心者の方にも扱いやすくおすすめです。

最近は、メタルボードが主流となってきており、ウッドコアが採用されているボードが少なくなっているのでありがたい存在です。

YONEX

YONEX

バドミントンやテニスのイメージが強い「YONEX

YONEXのスノーボードといえばカーボン素材ですよね~!


アルペンボードのラインナップは、THE C というモデルがあり、ソフトフレックスとハードフレックスを選択できるようになっています。

やはりYONEX。アルペンにもカーボンサンドイッチ構造を採用しており、高強度となっています。

これからアルペンスノーボードをはじめるのにYONEXを使いたい場合は、THE Cのソフトフレックスモデルを選ぶと良いと思います。

が、カーボンボードってフレックスが硬めのイメージがありますね。

MOSS

MOSS

パウダーボードといえばこれ!!「MOSS SNOWBOARDS

ゆきな

MOSSってアルペンスノーボードあるイメージないよね


MOSSといえば、SNOW STICKをはじめとしたパウダーボードが有名ですが、実はアルペンボードの販売もしています。

前まであったモデルがなくなっていたりなど変動がかなりあるイメージ。

カービングモデルだとSRなのですが、最近これが進化してNSRという名前で販売しているようです。

フリーカービングからレーシングなシーンまで多くの方が使用しています。


しかし、MOSSのアルペンには別の魅力があって、SNOW STICKにハードブーツモデル、つまりアルペン用パウダーボードがあるんです!

モデルとしては、AP62、APPT、AP67があるのですが、形がおもしろくてそれぞれテール形状が違うのですが、フィッシュテール、ピンテール、ウィングになってるんです。

しかも、ハンマーヘッドと組み合わせたモデルもあります。

アルペンスノーボードって、パウダーに入れないこともないのですが、ある程度技量が必要です。

しかし、このMOSSのハードブールモデルなら、パウダーもへっちゃら!

カービングもしたいけど、パウダーでも遊びたい!という方は、MOSSがおすすめですよ~!

OJK

OJK

セパレートプレートが話題の「OJK specialsnowboards

実は、スノーボードの開発も行っていて、アルペンボードのラインナップもあります!


ラインナップは、EIGHT、DIVAの2つあるようですが、情報がなさすぎてどのような乗り味なのか不明です。

ゆきな

ごめんなさい


新進気鋭のブランドというのもあり、まだまだ乗っている方も少なく、お話しを聞く機会がなくて情報不足なのです。

今後、試乗やお話しを聞けたら、この記事に追記しようと思っています!

ゆきな

どんな感じなのか知ってたら教えて!

ALC

ALC

フリースタイルをしている方は知らない方が多いであろうメーカー「ALC


2024年現在、アルペンスノーボードに特化している国産メーカーです!

このメーカーのアルペンボードは、プレートを使用することを前提としたボードの販売をしています。

そのため、正直なところ初心者向けではないので、これからアルペンを始めようとしている方にはあまりおすすめできません。


現在メンズ用モデルのみのラインナップとなっていますが、24-25シーズンにはレディース用モデルが登場予定らしいので、いずれエントリーモデルも登場する気がしています!

また、ALCはプレート、ビンディングなども販売しており、特にビンディングが特徴的なのでご興味がある方は、ALCのホームページをご覧になってみてください。




ここから紹介する2つのメーカーは国産メーカーでありながら、世界トップレベルの選手も使用しているスノーボードメーカーです。本気でアルペンに取り組みたい!という方におすすめですが、エントリーモデルもあるので初心者の方でも検討してみてください。

AMICSS

AMICSS

1本1本職人の手でハンドメイドで作っているメーカー「AMICSS


最近、使用者が増えているメーカーです!

それもそのはず。日本発のスノーボードメーカーながら、21-22シーズンのFIS World Cupのレースにて表彰台にあがるなど、世界で結果を出しています。

ゆきな

わたしもAMICSSを使用しています!


アルペンボードのラインナップは、WORLD CUP、RCV、DMTなどがあります。

ちなみにキッズ専用モデルのRCJというモデルもあります。


この中で、これからアルペンを始めようとしようとしている方におすすめするのは「DMT」です!

DMTは、メタルなしでウッドコアを採用しているので、他のモデルと比べると扱いやすいモデルとなっています。

板の長さも短いものしかないので、迷うこともないです。


ちなみに筆者は、WORLD CUPとRCVを使用しています。

WORLD CUPシリーズは世界で戦う選手が使用してきたモデルで、通常の10ホールインサートがなく、アルフレックスプレートを装着する穴しかありません。

つまり、よりレーシングに特化したモデルで、アルフレックスプレートの性能を生かせる板となっています。


RCVシリーズは、AMICSSのオーソドックスのモデルだと思っています。

フリーライディングからレースまで様々なシーンで使用することができ、10ホールはもちろんVIST、アルフレックスなどのプレートのインサートを自由に選ぶことが可能です!


WORLD CUPやRCVは、メタルボードなのでフレックスが硬くなるため初心者には取り扱いが難しい板だと思います。

ただ、カービングを極めたい!とやる気があって、体重や脚力に自信があるならRCVからでもよいかもしれませんね。

WORLD CUPモデルに関しては、アルフレックスプレートが必須となるので、いきなりWORLD CUPモデルに挑戦するのは個人的にはおすすめできません。

ゆきな

プレートは値段が高いので後戻りしずらいよ

BLACK PEARL

BLACK PEARL

スイスイ発祥の国産メーカー「BLACK PEARL


スイス発祥なのになぜ国産なのかというと、現在は日本のACT GEARというメーカーで作られています!


BLACK PEARLは、トリノオリンピックのパラレル大回転で金銀を獲得したショッホ兄弟が開発、製作を開始したメーカーです。

日本のアルペンスノーボード界のトッププロといえる、ソチオリンピックのパラレル大回転で銀メダルを獲得した竹内智香選手も開発に携わっています

ショッホ兄弟と竹内智香選手の3人が中心となって、開発、製作をしているんですね。


2024年の今もなお活躍中の竹内智香選手は、現在もBLACK PEARLを使用してWorld Cupを転戦しています!

BLACK PEARLも世界で結果を残している国産メーカーですね!


アルペンボードのラインナップは、PROTO、BPシリーズがあります。

実は、スノーボードの〇〇選手モデル!といわれるものの多くは、細かくいうと選手が実際に使用している仕様とは違うのですが、BLACK PEARLは選手用と販売用の板の区分がないため、世界で活躍する選手と同じ板を使うことができるんですよね。

ゆきな

世界で活躍する選手と同じ板を使えるってやばいよね!


実際に竹内智香選手のSNSには何本もの板をテストする投稿もあるので、区別なく販売しているんだなと思いました。


さて、そんなBLACK PEARLですが、これからアルペンを始める方におすすめするなら「BPシリーズ」をおすすめします!

BPシリーズには、BP2、BP7、BP4とあるのですがそれぞれ特徴があります。

BP2は、世界で充分に戦えるモデルで状況によっては世界トップレベルの選手もこちらのモデルを選択することもあるそうです。

BP7は、170cm以上のロングボードのみのラインナップなので、初心者にはおすすめできません。

最後に紹介するBP4がこれからアルペンを始めようと考えている方におすすめのモデルです!

ゆきな

わたしがはじめて買ったアルペンスノーボードがこのBP4でした♪


BP4は、ノンメタルのグラスボードでカービングを楽しみたい方向けに作られているボードです。

実際に筆者が初めて買ったアルペンボードのモデルなのですが、入門としてはぴったりだったのかな~と今でも思っています!

なのでおすすめできるモデルとして紹介しましたが、グラスボードといえどフレックスは硬めなのでそれなりの覚悟はしておいた方がいいのかな?とも思いました。

国産アルペンスノーボードのメーカーまとめ

いかがでしたでしょうか?

アルペンスノーボードは高速滑走してカービングするのが気持ちよいので、ぜひトライしてみましょう!


ここまで、8メーカーを紹介しました!

  • OGASAKA
  • GRAY
  • YONEX
  • MOSS
  • OJK
  • ALC
  • AMICSS
  • BLACK PEARL


ゆきな

それで結局どれがおすすめなの?


たくさん紹介しすぎて、結局どれが良いのかわからないですよね。


筆者の個人的な意見としては、「OGASAKA」と「GRAY」がほかのメーカーより低価格で手に取りやすく、これからアルペンスノーボードを始めたい方にも良いモデルもあるので、この2メーカーをおすすめします!


まずは、アルペンボードの中でもフレックスの柔らかい板から乗って、それからメタルボードに乗っていくのが良いと思います!

ちなみに筆者は現在もウッドコアのアルペンボードを使用することがあるので、持っておいて損はないですよ~!

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